設計業務に直接携わることを希望し、建設コンサルタントを調べていたところ、構造物の設計計算に関わることができ、鉄道構造物という限られた分野ではありますが、その分野のスペシャリストとして社会インフラに関われると思い、興味を持ちました。 基本的にデスクワークで、外勤務・転勤がないことや、社内行事などが多いことも自分にとっては魅力に感じられました。 実際に会社を見学し、会社の規模感が大きすぎず、自分自身が主体的に携わることができそうな業務の進め方や、落ち着きのある社内、アットホームな打合せの雰囲気に惹かれ、入社を決意しました。

入社時から設計に携わった連続立体交差事業が記憶に残り、かつ大変だった業務です。 連立事業というのは道路との立体交差が３カ所以上できるような大規模な事業となるため、構造物の数・種類が非常に多岐にわたり、時間の掛かる設計業務となります。また、事業が都心部であったため、狭小区間が多く、色々な制限の中での設計となり、何度も社内・外で打合せを行いました。 様々な形式の構造物を学びながら設計することや、施工を意識した対応など、全てに難しさがありましたが、それと同時に多くの経験を得ることができた業務でした。 また、多く仲間が同じプロジェクトに従事していたため、先輩たちと関わる場面も多く、様々なことを教えていただけたことも記憶に残る理由です。