VOICE

経験が増えることで、分からなかった答えにたどり着ける楽しさ。

地下設計室

Y.K.
13年目 技術職(管理職)

記憶に残る業務、大変だった業務

初めて作図した業務がとても印象に残っています。東日本大震災の復興業務です。震災復興ということで、「多くの人が待っているんだ」「精度の高いものを作らないと」と責任感を感じた業務でした。早急に復興を行いたいということから工期は短い。経験も少なかったため精度ある図面を作成することは難しい。「できるかな」という不安が一杯でした。ただ、先輩方の助けを借りながら何とか成果を提出。この時、1つの目標をチーム一丸で達成する楽しさを味わえました。また、少し後に実際に作図した構造物を見る機会がありました。自らが作図した構造物の上を電車通過しているときに、「多くの人の役に立っている」「生活を支えている」という充実感が得られました。仕事の厳しさと楽しさを味わえた業務だったため、10年以上たった今でも記憶に残っている業務になっています。

記憶に残る業務、大変だった業務
仕事のやりがい

設計は考え方次第でいくらでも正解が導きだせます。だからこそ、どのように考えるか、どう捉えるか、どの視点で見るかがより良い設計を行う上で大切になってきます。自らの考えや視点で発注者に提案し、設計をより良いものにできたとき、自分の意見が入った「自分だけの設計」になったとやりがいを感じます。また、そんな設計が実際の構造物になったとき、良い設計ができたと達成感を感じます。そして、多くの人がその構造物を使っているところを見ると、「だれかの役に立っている」と誇らしく思えます。設計から完成までは長い時間がかかりますが、10年を超えてくると実際に完成した構造物を見る機会が増えてきます。長く勤めることで得られる楽しさもあると実感しています。

仕事のやりがい
学生の皆さんへメッセージ

設計はとても楽しい仕事です。設計の正解はひとつじゃない。考え方ひとつで答えがかわります。だからこそ自分が考えた答えが採用されたとき、良い設計ができたと嬉しく思えます。設計をやればやるほど知識や経験が増えていく。考え方もひろがっていく。以前には考えられなかった答えにたどり着ける。そのときに自分の成長を実感できることも楽しさのひとつです。弊社は小さい会社だからこそ早いうちからいろいろなことを経験できます。たしかに工期が短かったり物量が多かったりと大変な仕事もあることは事実です。しかし、チーム一丸となって目標に向かう楽しさや充実感はあると思っています。知識が無くても大丈夫。知識は先輩たちが丁寧に教えてくれます。設計という仕事に少しでも興味があるかたがいれば、ぜひ一度、お話だけでも聞きに来てください。