建設コンサルタントの仕事は交通インフラを影で支える重要な仕事です。専門的な知識や正確さを求められる仕事なので大変なことも多々ありますが、業務が終わるごとに新しい知識が増えていくので自身の成長を感じますし、勉強したことを業務に生かせるところにやりがいを感じています。設計する構造物は多種多様なので、単調な業務ではないという点も自分の性格に合っていると思います。また、関東の都市部だけではなく北海道や九州など、いろいろな場所の鉄道計画に携わることができ、多くの人の役に立てることも魅力だと思います。鉄道を利用して旅行をすることが好きなので、完成した際には実際に路線を利用することも楽しみの一つになっています。

私は主に橋梁の構造計算業務を担当することが多いのですが、橋梁を構成する構造物の種類は多岐にわたるため、設計には幅広い知識が必要になります。若手時代に様々な構造物の設計に携わる機会を頂けたので、構造物ごとの設計のプロセスや重要になるポイントを学ぶことができました。最近は業務全体の管理や後輩社員の指導をする機会も増えてきたため、その経験を生かして業務全体を円滑に進めるためにはどうすればよいか、ということを意識しながら業務にあたっています。また、社内で業務内容を共有することはもちろんですが、最終的には鉄道を利用する人が安全に長く利用できることが最も重要であることを忘れずに、発注者の意図や要望も確認しながら業務を進めることも大切だと思っています。